2016年7月2日土曜日

初めての機械式腕時計 SEIKOプレザージュSARY057 今はこれが最高&充分♪

思わず機械式腕時計を購入しました。
『思わず』というのは、スマホの通販サイトで申し込みを行い、注文確定させようか。。。どうしようか。。。。。慌てる必要ないんじゃないか。。。。。と躊躇っていたら、子供がドンとぶつかってきて、その勢いでポチ ^^;

買った時計は「SEIKO プレザージュ SARY057

極めてシンプルな機械式アナログ腕時計。

動機

  1. アラフィフとなり、年齢&仕事で清潔感ある常識的で年齢相応の時計をしたい
  2. 2000円のチプカシを試しに買ってみたら、シンプルな時計を自分の思った以上に良いと感じた。
  3. ローテーションさせたいので、もう一本欲しいな
  4. たまたま、臨時収入があった☆
  5. 腕時計を調べてみたら、機械式の腕時計が気になった。
  6. 予算は30000円
  7. メーカーは国産(内需拡大。日本人として日本企業を応援したい)
  8. デザイン・予算・機能から、上記腕時計がピタリとハマった。
SEIKOだと、最高級グレードブランド「グランドセイコー(通称GS)」があります。最高級だけあって、お値段も20万円以上~ 手が全く出せません^^; それと現段階では欲求が沸かないんですよね。

逆に、10000円前後の「セイコー5 逆輸入版」があるのですが、デザインがゴテゴテっとしていてトキメかなかったのです。

開封の儀






違う。。。。。。明らかにチプカシとは醸し出される雰囲気が違う。
見た目の素材感が違う。 そして、一番目立つのは秒針。小刻みに、滑らかに、そして正確に秒を刻んでいるその様子が綺麗だなぁ~と思いました。
約30000円の時計。
それが「高価」か「安物」かは人それぞれの価値観。
僕自身はちょっと感動しました。

唯一気になったのは大きさ。
下に↓腕にはめた写真が有るのですが、僕は腕が細めなので「よりデカく見える」のです。
このモデル、ちょっとしたG-SHOCKくらいのボリュームがあります。
実店舗で実物をみたうえで、それでも「価格とデザインのバランス」がドンピシャだったので、納得したうえで購入し、気に入っています。

バンド調整


バンドは自分で調整をしてしまいました。専門工具は有りません。精密ドライバーセットの一番細いマイナスドライバーと、ミニペンチと金槌です。

ここのサイトページの下半分『アジャストタイプ②ピン式(Cリング式)』
が、画像&動画で詳しく判りやすく説明してくれています。





時計の知識も無いのに、いきなり素人が自力で交換をしてしまったのですが、振り返ればかなりのリスクがあります。 画像下2枚に写っている小さな部品Cリングを絶対に紛失しては駄目です。僕はちょっと紛失しかけました。それと、僕は微妙にピンを曲げてしまいました。。。。。
知識と経験を持っていない方は、プロの時計店に任せる方が絶対に良いと思います。

機械式の良さ=アナログの普遍性



機械式腕時計は正確ではありません。一日±30秒秒針がズレます。
こまめにゼンマイを巻かなくては駄目。 機械式はゼンマイが動力です。電池を使用しません。『自動巻き』と言って腕にはめて歩いているだけで自動的にゼンマイを巻く機能もあるのですが、基本中の基本は竜頭を巻く作業が必要です。

今は「太陽電池&電波受信」の腕時計もあります。電池いらずで時間の狂い無し。最強です。

技術が発達しても、アナログ機械式腕時計が発売され続け、愛好家がいる・・・・・それはアナログの持つ普遍的な機微の良さなのだと思います。

歳なのか、性格なのか判らないのですが「万年筆、手書き手帳」が僕は好きです。
コーヒーはフィルターで淹れます。 更に時間的余裕があれば、手動式ミルで挽きます。

手間暇をかけた分だけ、違いは出るのです。その違いは「個性」を表現してくれるのだと思います。
時間の余裕を作ったり、感じたりしながら、『効率』を少し忘れて、自分を表現する時間を楽しめたらと思います。 ゼンマイを巻いたり、時刻を合わせるのは5分もあれば充分出来るのだから。
その「5分」を僕は「面倒な時間」ではなく「楽しい時間♪」と感じるのです。

日本企業は凄い。日本人だから応援したい。


ちょっと前に購入したチプカシのCASIO。そしてSEIKO。
あらためて、日本企業の仕事っぷりは凄いと思いました。
もちろん、突き詰めてしまえば「どの国だって、誠実でちゃんとした仕事をする企業、インチキな企業」あります。両社は「誠実でちゃんとした企業」ですね。

何だか不思議と日本って「海外で高評価なのに、国内では海外ブランドが評価が高い」ような印象があります。(あくまで個人的見解だし、おおまかな視点で感じることです)

SEIKO腕時計最高峰は「グランドセイコー」なのですが、僕個人この「プレザージュ SARY057」でも充分過ぎる程凄くて格好良い機械式腕時計だと感動しています。

日本企業、頑張れ!SEIKOもCASIOも凄いぞ!!


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煩悩と無心

『腕時計ひとつで「その人のキャラクターや思考」が判るのだと思う。』

前回のチプカシ紹介ブログで書いたことです。

2000円のチプカシに感動して、間を置かずに約30000円のSEIKO機械式を購入。
正直「他人の目」への意識が高くなり、煩悩が膨らんだという要素が一部あります。

それを認識しつつ、決して「他人から『良い時計してるね』と思われたい」ではありません。
褒められたら素直に嬉しいです。馬鹿にされたら嫌な気分になるとは思いますが「人それぞれの価値観」なので、すぐに流せます。
ゆっくり考えて思ったのが「この時計を買ったことで、自己表現の幅を広げられた」ですね。

今回の時計を買ったからと言って、チプカシはチプカシで大変気に入ったままで、感情的に全く色褪せたりはしていないのです。これからはローテーションで嬉々として両方の腕時計を楽しみます。

他人の評価を気になっている部分を持ちつつ、基本は「自分が気に入った」から購入をしたので、両方の時計が大好きで、大切に楽しんで使いたいのです。

なので、
高級腕時計をしている方に対して「やっかみ・羨み・卑屈」の気持ちは有りません
安い腕時計をしている方に対して「小馬鹿・値踏み・見下」の気持ちは有りません。
人それぞれの価値観だし、表現だと僕は考えます。

おごり高ぶらず、自慢せず。ささやかな日常に思いを馳せ、そのことに喜びを見つけて感謝をしていきたい。併せて誠実さと清潔さも意識しつづける。 そういうキャラクターを目指している自分にピッタリな時計(2本)と巡り会えました。

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