2014年10月3日金曜日

ダイソーの2015マンスリー手帳を使って、読書の習慣を身につけさせる

子供が二人おります。 姉小6で弟小3。

姉は読書大好き。親の我々が注意しないと食事も食べず、就寝時間でも本をよく読みます。
読書の影響なのか、学校の成績が良いです。

弟は読書嫌い。当然親が勧めても読まないし、何かの説明をするにも上手く説明できない。
読書嫌いの影響なのか、漢字の成績も微妙。。。。。

 親の型(理想)にハメるつもりは無いのですが、親として「将来自立が出来るように。自立をした時の”力”(または武器)となるように、読書力を身につけさせたい」と思ってるんですね。
 姉を見ていると読書と勉強成績の関連性がハッキリと現れているので。

そこで、今年の6月息子に「本を100冊読もう! 読んだら好きな物買ってあげる」とモノで釣る作戦を立てました。(これは賛否両論あるのは承知しております)

ノートに「本のタイトル 読み始めた日 読了日 ページ数 総ページ数」と書いて、オッツケオッツケなんとか10冊程読んでいるのですが、どうも違う。本人が乗り気ではない。

さて。。。。。困ったな。。。。。。。と思っていると100均のダイソーで2015年ダイヤリーを見つけました。

外見はこんな感じ。サイズはA6、つまり文庫本サイズです。

  
メインのマンスリー。おっ!と思ったのが、方眼タイプだったから。

マンスリーが終わるとフリーメモページ。ここも方眼だったので「何か使えるのでは?」と。

  マンスリーとフリーページがメインのシンプル構成。そして方眼。何かに使えるよなぁ~と、ほぼノープランのまま購入してしまったんです。108円なんだもん。そして、ぼんやりとしたイメージで「長男には読書スケジュール専用の手帳にしよう!」と決定。

まずは表紙を変更。サイズ計測してプリントアウト。流行り物で釣りますw

10/1から使い始めたのですが、最初は「読んだ日を塗りつぶしていこう」と10/1&2の2コマを蛍光ペンで塗りつぶしたんですね。

そこで閃いたのです!!

読んでいる本の表紙を縮小印刷して貼り付けてみては??

蛍光ペンで塗りつぶしたテスト状態の上から張り付けて、ガチャガチャしてしまってますが、本の表紙を貼り、読んだページ数を残りの一行に記載してみました。
 今は2日分だけですが、これをすることで、読んだ日、読まない日、読むペースが把握出来ます。

そしたら、こういうのも楽しいかも??
↓↓↓↓↓↓
方眼メモページに今まで読んだ本の表紙を貼り付けて、一覧形式に。


表紙・タイトル・読んでいた期間・ページ数(総ページ数)・一言コメント

実際に作ってみて、出来上がりを見た瞬間「あ、これは楽しいぞ♪」と。作っていて本の表紙を見ると「あぁ~あの話か」と思い出せるんですよね。子供向けの本の表紙は彩りも鮮やかだし。
 今まで「文字だけの記録」だったのが、インパクトが一気に高まりました。



因みに表紙のサイズは縦1.6cm横1.2cm。 パソコンで多少画像加工ソフトのスキルは必要です。

 そして今朝、息子に「ドヤさ!」と見せてみた。。。。。。。。

「え!何これ?凄い!」
「本を読んだら、ここにコレ(縮小表紙)を張っていこうな。」
うん!僕今すぐ読む!!

食いつき抜群です☆

読んでいる途中の本を朝の短い時間で一気に読了。縮小表紙を楽しそうに貼り付けていました♪

正直、手間暇かかります。でも、手間暇かけた手応えがありました。今日初めて子供に見せたばかりですが、なんとか親子で目標の100冊達成していきたいと思います。

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余談ですが、この読書手帳以外に息子の読書習慣を身につけるために、その他の試行錯誤があります。
  • 一日10分間読めばOK(本人任せにしたら、読まない日が続いた対策です)
  • 10分読んだら、その部分を対話形式で説明させたり感想を聞いたりする。(表現力。説明力)
  • 20冊過ぎたら、1冊毎に簡単な感想文を書く。(漢字などが弱いので。。。)
”負荷”のバランスがあるんですよね。筋トレと全く一緒。
息子は本に慣れていないので、アレコレ試して負荷が強すぎれば軽くしたり、逆に良い波に乗れていれば更に気持ち良く楽しく読めるようにと思っています。
 息子と本の内容を対話する為に一緒に読んでいるのですが、なかなか感性を刺激されますね。

2014年10月1日水曜日

セーラー万年筆の不思議素敵なユーザーサービス


セーラー万年筆の『レグラス』を今年7月に購入しました。↑の画像の万年筆ね。

8月終わり頃から妙に書き味が悪くなる。インクフローが悪くて時々かすれるのだ。
そして9月にはほとんどかすれまくりな状態。 落としたりぶつけたり等していない。

購入時に1年間有効の保証書があったので、まずはユーザーサービスへ電話をしてみる。

電話の声は初老の男性。

症状を話す。購入時期や保証書もあることを説明する。

するとサービス係の初老の男性は簡単な説明を行った後に「本社へ郵送して下さい」ということで電話を切る。

なんだか、妙な違和感。。。。。。。。その理由は「昭和的スタイルの電話応対」なのだ。

あれ?俺名前や電話番号とか伝えてないんだけど。。。。。

今の世の中、顧客のクレーム対応は訓練されたオペレーターがお客様の苦情内容と住所などを聞いてパソコンに顧客情報を打ち込んだりとのやりとりをするのだが、それが無いのだ。

こちらの名前や電話番号を一切聞くこと無く、具合の悪い万年筆を送って下さいなのだ。

こうやって文章にしてみると「セーラー万年筆のユーザーサービスに対する批判」のように受け取られてしまうのだが、そうではなくて、この初老の男性・・・・・いや、もう、おじいちゃんでいいや。
おじいちゃんの対応がノスタルジックで良いのだ。

正直不安はある。実際万年筆を郵送した際には「本当に直って帰ってくるのか。。。。。」といささか不安にはなったよ。

でも、おじいちゃんの電話応対は馴染みのお店に相談をしに行ったかのような無駄のない極めてシンプルな対応なのだ。

そして10日後、無事我が『レグラス万年筆』は無事に修理を終えて帰って来た。書き味は文句なし!

そして印刷された手紙が一枚添えられていたのだが、要約すると「修理は完了。無料です。品質管理に気をつけます」ということなのね。不具合の原因が記載無し。

自分としては「通常の使用」のつもりで使っていての不具合だったので、もしかすると筆圧が強かったりするならば、気をつけようもあるので不具合の原因を知りたかった。

電話をして担当のおじいちゃんに「原因」を聞いてみたら、「本社工場で修理を行ったので、私には判りません」と正直な回答^^;

もう、アナログだなぁ~

ま、書き味戻ったからオールOK!

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クレーマーという概念が広がって、ユーザーサービスは大変であり、その防衛策として「マニュアル的応対」がどこでも取り入れてます。 そんな世の中だからこそ「クレーマーなんてなかった」時代の「人間同士を信じる」昔ながらの接客応対を貫くセーラー万年筆(株)さん。

多少不安だったり、きめ細やかさを求められる部分はあれども、僕個人はほっこりと暖かい気持ちになる不思議で素敵なユーザーサービスだと思いました。今時本当に貴重なやりとりでした。